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□04・暗闇の中
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私たちは4年生にぶじ進級した。

そしてここから棗君が教室の姿を見せる回数がへった

帰ってきたと思ったら傷だらけで帰って来ていた

いや、別に心配してるとそういゆうじゃないけど

なぜそんなことになったのかなって…


 『棗君最近どうしたの?』


思い切って聞いて見ることにした

関わらないでって言ったのは自分だから自分勝手かなと思ったけど

私がいつ話しかけても二人は優しくしてくれた


棗「なんでもない」

 『本当に何でもないんだね?』

棗「本当だ」

 『ふーん…じゃあいいよ』


別になんもないならいいんだけどね

棗君のことも何もないって言ってたことだし

授業サボって散歩でもしようかな…

私は北の森に向かった

今日は何をして時間をつぶそうかな


?「月光明莉か?」

ぶつぶつ考えてるとどこからか急に声が聞こえた

 『誰?』

?「私はペルソナ。お前に話があって来た」

 『私に話?』


この人…なんだか怖い……

冷たい…心から冷たい目をしてる…


ペ「そうだ。君に危力系に入ることになった」

 『危力系?』


聞いたことある

学園の外へ行って危険な任務するんだって…

スミレが言ってた


ペ「お前が必要なんだ」

 『なんで私が必要なの?』

ペ「棗だけじゃ力不足だからだ」

 『棗君?なんでそこで棗君が出てくるの?』

ぺ「お前の分の任務までやっているからだ」


じゃあ棗君がボロボロなのは…

私のせいだっていうの?


 『私のせいで…』

ぺ「入ってくれたら棗も任務へ行く回数の減る。どうだ入るか?」


私いったい何やってるんだろう?

人と関わりたくないがために距離をとってたのに

一人でこの学園で生きていけるって思ってたのに

人の力なんて借りないって思ってたのに
 
 
 『分かった…入いr「待て!」えっ棗君!?』


私が返事を返そうとしたら棗君が言葉をさえぎった。


棗「ペルソナ…俺が入ったら明莉入れない約束じゃなかったのか!」

ペ「たしかに約束した。だがお前だけでは力不足でな。

だからちょっとでも負担を軽くしようという校長からの命令だ」


 『私が危力系に入ったら棗君の任務は本当に少なくなる?』

ペ「もちろん」

棗「明莉!」

 『ごめん棗君。ここまでしてもらってたんだけど、

私は人をそんなに傷つけたくて一人になりたかったんじゃない』

棗「じゃあ、もっと俺たちを頼れよ」

 『違う。自分が傷つきたくなかったから

私は自分の事しか考えてないんだよ』

私はぺルソナ方を向き


 『危力系へ入ります』


棗君に迷惑をかけてはだめだ

ペ「そうか。ではお前は今日から危力系だ。がんばってくれ」

 『はい』

ペルソナはそのままどこかへ行った




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