Memory
□08・記憶それは永遠
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みんなが病室を出て行った後
病室には私とナツ、ルカ君だけが残った
私はナツに正直な気持ちを伝えよう
そう思った
『ナツ、あのね…』
棗「もう一回言う。明莉好きだ。俺と付き合ってくれ」
ナツは私よりも先に言った
いいんだよね?
そんなもの私の中で答えは決まってる
けど…
私はルカ君を見た
ルカ君はゆっくりとうなずいた
『私も好きです。大好きです!ずっと私の…そばにいてくれる?』
棗「そんなの…当たり前だ…!」
ナツは私を優しく抱きしめた
ナツの腕も中がとても安心して心地よかった
あぁ、人はこんなにも温かい
それを教えてくれたのはナツ…
あなただよ
ありがとう━━
fin