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□06・私の道
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ペ「終わったのか…」

気が付いたらいつの間にか建物の外にいた

 『こんなことして何の意味があるんですか?』

ペ「お前には関係ない」

 『棗君はいつもこんなことしてたんですか?』

ペ「それは棗本人に聞くことだな」

 『えっ…?』

ペルソナが見ている先にはなぜか棗君がいた。


ペ「お前の来ていたのか…」

棗「うるせー明莉を返せ」

ペ「今日の任務は終了だ。もうそいつは必要ない」


何?

なんで棗君がここにいるの?


ペ「では自分の力で変えるんだな」

ペルソナは帰っていった


棗「お前何やっているんだ?」

 『私は任務というのをやってたの』

棗「大丈夫なのか?」

 『ねぇ棗君。いつもこんなことやってたの?』

棗「そんなことより大丈夫なのかって聞いてんだよ」

 『大丈夫…とでもいえると思う?こんなことをして…』


人殺しなんて…

そんなのドラマの中の話だと思ってた

私はそんな物をやってしまったんだ


何が何だか分からなくなって心が追いつかない

いつの間にか私は涙を流していた




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