main†短編

□ビー玉の、
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その日、オレはひとりで部室にいた
「ここってなんでこんなにでけぇんだろうなー」
もちろん誰も答えない
暇だから辺りを見回してみた
すると
「ん?」
霧野先輩のロッカーの前に何か落ちているのを見つけた
「なんだこれ…飴か?」
キレイなセロファンに包まれたもの
「霧野先輩のならもらってもいいよな」
どうせ嫌いな先輩の物だ
いいだろ
「ぱくっ」
セロファンをめくり,口の中に入れてみた

甘い味が広がる…いや、何も味がしない
飴じゃ、ない

そのとき

ドンっ!!
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