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□テニスの王子様 ナイト 不二周助
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ここは、青春国。
国王・手塚国光によって治められている。
その息子・不二周助王子・・・
(ん?親子なのに苗字が違う?しょうがないじゃん!原作通りキャラで動かしてるんだから!!)
は、王によって嫁になるべき相手を国の中から探していた。
―――城下町
「ねぇねぇ〜。王子様って今お嫁さんになる人を探してるんでしょ?」
「そうそう!国中に張り紙を出して募集してるんだよ〜。
その紙には、王子の妻になりたい人は城まで行って、王子とお見合いして気にいられたら、結婚してもらえるんだって〜!!」
「えっ!!
マジで!!玉の輿のチャンスじゃん!!
しかも、あの周助王子と////」
「・・・・」
町娘達が叶いもしない夢を語ってる傍を葵は、呆れながら聞いていた。
(アホくさ・・)
周助王子は、容姿端麗、頭脳明晰。しかも国からの支持率は王と並び称されるほどだ。
(そんな人が、私たちみたいな町娘を相手にする訳ないじゃん・・・)
葵は、売っていた野菜や果物を買いながら、町行く女の子達の夢話を聞きながら家路にへと行った。
葵は、小さい頃に両親を亡くし祖父母の元に引き取られ、育てられたがその祖父母も葵が14歳の時に亡くなった。
それから、2年間葵は近くの食堂で働きながら生計を立てていた。