挑戦ですなー…？
□政宗様の嫁取り～番外編Ⅳ〔あの頃の話をしよう。〕
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「はあ？今…嫁御、何つった？」
ことの起こりは…嫁御の一言から…
嫁いで来てから、暫く経ったある日の昼下がり。
「いや～…東雲殿は…」
きときとと瞳をまばたく…嫁御。
「今更…で…御座るが、な？あの…ま、政宗殿と、"お付き合い"しておりましたよな？」
「…だいぶ…昔の話だ。」
俺は、ぷかりと長煙管を吹かす。
「今更…ですが、政宗殿は…どのような方で御座った？」
「はあー…？」
政宗様の嫁取り 番外編Ⅳ［あの頃の話をしよう。］
「なんで？」
俺は半場、呆れ顔で嫁御の顔を見つめた。
「あ、いや…その頃の話は、置いておくとして！政宗殿の子供の頃を、御存知で御座ろう？」
「まあーな。」
あーの！第一"印象"最悪な頃？
ぐずぐずうじうじ…今…思い出しても…腹立つ位の…うじ男な…
「片倉殿は…どうも、母親な目線と言うか、政宗殿が…可愛いというか…」
だーろーねー！
小十郎さん、政宗命だからな。
嫁御はもじもじと指先を弄る…
「わかった。話してやるよ。」
俺は、長煙管を叩いた。※政嫁シリーズ初期参考