挑戦ですなー…?

□政宗様の嫁取り番外編第X弾!![政宗様の嫁入り(!?)]〜夢見の果て…〜
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『俺としたことが…てんでCoolじゃねぇよ!』
ガリガリと頭をかきむしるが!後の祭りとは、よく言ったもんだ。
だが…このまま、口に出した言葉を[撤回]するのも口惜しい。
『いっそのこと…』
政宗ははた!と膝を打った。
『Allright!小十郎!!あとで吼えずらかくなよ?』
餓鬼…いえ、子供のように政宗は口許を綻ばせ、勢い良く!立ち上がる。
『第一、お前が[先]に口に[出したんだ]からな?!』
私室に置かれた愛刀の六爪に手を伸ばす。
『okay!お前の"言うとおり"に…してやるよ。』
口角が知らず知らずにきゅっと上がる。
まるで[楽しい悪戯]を思い付いた。童のような顔で政宗は立ち上がる。




『売り言葉に買い言葉とは言え…俺も…言い過ぎだな…』
政宗の居ない執務室で書状をまとめながら、小十郎は深々と溜め息を漏らした。
「まったく…
どうして…ああも聞き分けのない…言い出したら聞かない方ではあるが…
殊に、真田幸村・甲斐に関しては、聞き分けの『き』の字すら知らない…の、では?
勿論「遊びたい」盛りなのは重々承知している。
だが…だが!!政宗様の『あれ』は…ちょっと…どころか!度が過ぎる感が否めない。
幾ら「好敵手」か…「思い人」…かは、計れないが…こうも、政を放ってばかりおられては…家臣に示しが付かぬではないか!
うむ!!ここは心を鬼にして…
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