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俺が、俺で無くなるとき、
お前はいつも居てくれたな。
いつも、いつも。壊れてく俺に涙しながら、
"大丈夫、大丈夫だから"って
泣きじゃくってたな。
ありがとう、ごめんな。
怖かっただろうよ、俺があんな風になっていくところを、まじかでずっと見ていたら。
でも、ずっと居てくれた。
気がついたときに誰も居なかったら嫌だろうって。
あれ聞いたとき、泣きそうになっちった。今聞いても、泣きそうになる。
でも、今回は本当に誰も居なくなってた。
あれ、どうして。
また壊れそうになるのを堪えて探す。
あ、いた。いたいた。
あれ、でも可笑しいな。
こいつ、こんなカタチしてたっけ。
足はもっと長かったし、顔にこんなのめり込んでなかったよ。
あれ、あれ。
これ、誰がやったの。
(嗚呼、俺か。)
(どこかで憎かったのかもね。)
(才能ある、君に。)
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