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□公認ストーカー
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『…ねぇっ!!』
JS「うへっ!?」
『うへっ!?じゃないでしょ!?』
トイレに行こうとしてソファーを立ち上がったら、なぜか後ろからついてきた彼氏のジュンス氏。
『私、トイレに行くだけだから。』
JS「僕もちょっとトイレに用事があって…」
…なんて分かりやすい嘘なんでしょうか。そして彼はなんておバカさんなんでしょうか??
『なら、お先にどうぞ??』
JS「いやいや!!ここはレディファーストだからね♪」
他の人が言ってたならば呆れてしまうけれども、君のそのかわいい笑顔で言われるとどうしても憎めない。
けど君はトイレだけではなく台所へ飲み物を取りに行くときも、お風呂場にお湯をわかしに行くときもずっとついてきた。
『ジュンス…おとなしく座ってなさいよ…』
なかなか話を聞かないので少しキツメに言ってみるとちょっとだけしょげたような顔をして叫びだした。
JS「だって久しぶりに会えたんだもん!!ずっと側にいたいじゃんかぁ!!見てたいじゃんかぁ!!」
***公認ストーカー***
ひたすら追いかけてきます。ずっと見てきます。けどそれはきっと私にだけ。そして愛されてる証。
(嬉しいんだけどもやっぱりちょっと鬱陶しいよ…)
(…明日香は僕が嫌い!?)
(んなわけないじゃん、大好き。)
(うきゃん♪ならいいじゃん!!)
(………)
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