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□だからさぁ
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今日は幼馴染みの明日香の誕生日。幼馴染みだから欲しいプレゼントの好みとかは大抵知ってる。けど十数年もあげ続けていればもう何をあげたらいいのかなっていうか…
DJ『はぁ…何あげたら喜んで貰えるんだろ??』
明日香にはそんな気は全然ないみたいだけども俺は結構昔から好きだったりする。やっぱりあげるからには喜んでもらいたいよな…
頭を抱えながら真剣に悩んでいると
明日香『なんかドゥジュンが真剣に悩んでるっ、キモッ!!』
"もしかして恋してるのか??このこの〜"と悩みの種である明日香が茶化しながらやってきた。
DJ『ちげぇよ、ちょっと黙れよ。』
明日香『ドゥジュンったら私の優しさを仇で返しやがって…』
なんてちょっと拗ね出したからこのさい本人に聞いてみることにした。
DJ『ねぇ、誕生日に欲しいもの何??』
そう聞くと"もしかして、そんなことで悩んでたの"とちょっと笑ったあとに君は真顔で言った。
明日香『彼氏がほしい。』
DJ『はぁ??』
明日香『自分で聞いてきたのに無理とか言わないでよね!!』
J『いや…いくら俺でも無理だろ??』
常識的に考えて彼氏なんてヒョイってプレゼントできるもんじゃない。ましてや好きなやつに彼氏なんてもってのほかだろう…
明日香『いや、ドゥジュンだからいってるの!!』
DJ『俺だからとか意味わかんないんだけど…』
明日香『はぁ…ドゥジュン鈍すぎる…』
***だからさぁ***
"いい加減に幼馴染みやめようよ。"そう言った君の頬はほんのり赤かった。
(えっ!?ちょっ、それってさ)
(…そういうことだよ)
(たっ、誕生日プレゼント期待して待ってろよっ!!)
(そのつもり。)
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