*If*

□もしも彼らがパパになったら
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◎ユチョンの場合◎



YC「はぁ…」

『朝からため息つかないの。』

YC「だって…」

『幸せ逃げちゃうってばっ』



あまり朝に強いわけではない旦那様は、ハヌルが生まれてからますます朝に弱くなりました。

今朝ももう、下にマネージャーさんが来ていると言うのに、私ごとをハヌルを抱きしめて離そうとしないんです。



YC「明日香もハヌルも…2人とも連れていきたい…」

『…無理に決まってるでしょ。』

YC「俺、寂しすぎて仕事、手につかない。」

『世界のスーパースターが何を言ってるのよ。』



そう宥めても宥めても、小さい子のようにぐずる旦那様。

さっきからずっと携帯電話が鳴りっぱなしなのにな…

ユノさんやマネージャーさんに迎えに来てもらうのもいいんだけど、以前にそれをやったら帰ってきたときの機嫌の悪さが酷かったからもうしないって決めていたんでしたっけ…

でもぐずぐずしてると此方から呼ぶ前に彼らが迎えに来てしまう…



…できるだけ優しい声でもう一度旦那様を説得します。



『…ユチョナ?』

YC「何?明日香…」

『私ね、ユチョンの仕事してるときの姿凄く好きよ?誰よりもカッコよくて誰よりも輝いてる。ハヌルにも自慢のパパよ…』

YC「…うん。」

『だからね、頑張ってきて?私たちも応援してるから…』



そう言ってちょっと背伸びをして貴方にキスを。

そしてハヌルをもう少し高く抱き上げてハヌルからもキスを。



すると旦那様はちょっと潤んだ瞳のまま"サランへ、いってきます"と言って無事に仕事へいきました。

















**ユチョンパパ**



ちょっぴり甘えん坊度が増しますが、子供と奥さんを大事にしてくれる優しい優しいパパ。






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