リクエスト集

□「ご飯にする?お風呂にする?それとも…」
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「ただいまー」


玄関のドアを開けるとパタパタと
廊下を走って俺の嫁、晋助が迎えてくれた。


「ぎ、銀時、おかえり。ご飯にする?お風呂にする?それとも…おれ?」


もじもじしながら言う高杉。
なんと愛らしいんだ。
いつもツンデレだが今日はデレが多いな。


「もーぅ晋ちゃんたら。もちろんお前をいただくよ」


ギュッと抱き寄せる。


「んー銀時。…離せバカ」

「え゙」


いきなり豹変する高杉。
あ、あれ?まさかこれは…


「いつまで寝てんだ。メガネが茶碗片付けたいから早く飯食えって」

「やっぱり夢かよォォ!!」


頭を抱え叫ぶ。
高杉は意味分からず首を傾げる。


「おい、大丈夫か?頭の中も天パになったのか?」

「ホントに心配した顔で言わないでくれる?」

「フン、とりあえず早く起きろよ」


寝室から出て行く高杉を見てため息を吐く。


「現実になんねーかなぁ…」




珍しくきた依頼を終えて帰宅をする。
神楽は新八の家に泊まるらしいから
夜は高杉と二人だ。


「たでーまーっと」


玄関を開けると高杉が足を抱えて
座っていた。
俺に気付くと慌てて立ち上がり、


「…おかえり。ご飯にする?お風呂にする?それとも…お・れ?」


と、もじもじしながら言う高杉。

「……………」

ピシャン、と静かに戸を閉める。
あ、あれ?デジャヴ…


「ハ、ハハハハハ…俺の願望が強すぎて幻聴が…」


汗をダラダラ流しながら考えてると
再びドアが開かれ、高杉が出てくる。


「ぎ、銀時?」


首を傾げ上目遣いをしてくる。
あぁ、美しい。


「し、晋ちゃん、さっきのもっかい言って」

「あ、えっと…ご、ご飯にする?お風呂にする?それとも……定春にする?」

「…いや、え?定春?」


高杉は顔を赤らめ、きゃー!と叫びながら
部屋に引っ込んでいった。


「フッ、ったく可愛いなぁ…今日は離さねぇぞコノヤロー!」


END



なんか、内容短すぎやしねぇか?
気のせいでしょうか?w


リクエストありがとうございました!
こんなんですいません!




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