おはなしⅠ
□居場所のその後Ⅰ
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*YOONHAK*
お互い気持ちを確かめ合った俺達はﾎﾃﾙの入り口で余韻に浸っていた…
｢ﾕﾅｸﾋｮﾝって意外に嫉妬深いんだね…｣
｢うっうるせぇ…
てか部屋戻らないと､俺達変な目で見られるぞ!!｣
｢そだね!!部屋戻ろっか｣
こうして俺達はﾎﾃﾙに入って行った…
俺達の部屋は結構上の方だったから､ｴﾚﾍﾞｰﾀｰを待つことにした……
俺は早くｴﾚﾍﾞｰﾀｰが来ないかと､ｴﾚﾍﾞｰﾀｰの階数のﾗﾝﾌﾟを見上げていた｡
｢やっぱりキレイ…｣
ボソッと呟いたｿﾝﾓに俺は
｢んっ!?何が!?!?｣
と問いかけた｡
｢何がって…
ﾕﾅｸﾋｮﾝに決まってんじゃん……｣
｢そっか～俺かぁ…
っておいっ!!
お前なぁ～そんな台詞今ここで言う!?!?｣
｢うん｡キレイなものをキレイって言って何が悪いの??
だってﾕﾅｸﾋｮﾝの横顔って超セクシーだよ??｣
｢はぁ!?!?!?｣
っとｿﾝﾓの方を見たと同時にｴﾚﾍﾞｰﾀｰが来た｡
ｿﾝﾓに行こうと言われ､俺もうんっと言って首を傾げながらｴﾚﾍﾞｰﾀｰに乗った。
ｴﾚﾍﾞｰﾀｰに乗った俺は､ｿﾝﾓの横顔をチラッとだけ見た…
この男前…
俺のものなんだ…
つい何時間か前までは俺のものじゃなかったのに…
(まぁ俺が悪いんだけど)
そう思ったらｿﾝﾓが愛おしくて､たまらなくて､気付いたらｿﾝﾓの手を､指先の方だけを握っていた……