あるところに、小さな神様がいました。




  まだ小さな神様です。




  ある日、小さな神様は他の神様の真似事をして小さな小さな世界を創りました。




  その世界はある神様が創り、管理している世界のコピー。




  小さな神様は「おんなじじゃあつまらない」と言いました。




  そしたら、ある神様は言いました。




  「貴方の世界とは違う、私の世界の【人間】を二人まで貴方に授けます」




  イレギュラー、その世界にいるはずのない【人間】が二人もその世界に来る。




  世界を変えるにはピッタリのことでした。




  小さな神様は、ある神様に「ありがとう」と言って【人間】を選び始めました。




















  そして、世界は廻り出しました――…‥・。

















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