頂きもの
□君とずっと過ごしたいから
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剣城side
自分の部屋に入ると俺はベッドに座り松風は床に座った。
せっかく泊まりに来たんだから構ってくれたっていいのに、
と思ったり。
まぁ、素直になったりなんかは絶対しないけどな。
そんなこと考えてたら松風がベッドの上に乗ってねっころがっていた。
「えへへー。剣城のにおいー!」
「バッ///お前、人の枕を勝手に嗅ぐなよ!」
「だってぇー。」
そう言いながら松風は俺の腕を引っ張って隣に寝かせた。
「てめぇ、何すんだ!!」
「別にいいじゃん!!せっかくの剣城といちゃラブタイムなんだからー。」
「なっ...バカっ///」
のんきな松風は体を俺に擦り付けてきた。
「んんー、剣城ぃー。」
ま、たまにはいいか。
そうして俺は抱き返す。
「えっ??つ、剣城?!?!」
「いつもの借りだ。お前には世話になってるしな。」
「ふふっ。剣城、大好きっ!」
チュッ
「んっ?!///」
「剣城ってば、かわいいー!!」
「バカっ、男に可愛いとか言うなっ!!」
「だって本当のことなんだもーん。」
チュッチュッ
「バッ///やめっ///」
「反応良すぎでしょ、剣城。」
「誰のせいだっ!!」
「そうだったね。
今夜は寝かせないよ、剣城。」
「わかってる...///」
「剣城、だーい好きっ!!」
「......俺も.......。」