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08/30(Fri) 23:51
うさ苺

新スレだぁあー!!笑

京「俺は、42度を越える熱を出さない限り休まない。 ……て、え?そんなことしたら、お前が危険な目に…」
42度って…つまり、休む気ないってことだよね?笑
  


京介はまた悲しそうに微笑んだ後、ドアの方へと歩き出した。

霧「っおい、京介!どこいくんだ!?」

ドアの手前で、京介は振り返る。

京「     」

『さようなら』ーーー
その音なき声は、確かに全員に届く。
京介はそう言った瞬間、また無表情に戻った。
とても、儚すぎるその表情は今にも消えてしまいそうで。

天「剣城っ…!待って…!」

……そのまま見逃すことなんて、できなかった。

京「……………」

全員で、京介の行く手を阻む。
何故かこのまま行かせてしまったら、もう二度と会えないような気がして。

霧「京介…どうしたんだよ…!さようならなんて、そんな…」


パスです!
さすがツンデレ笑笑
イナギャラ見たいなー。゚(゚´Д`゚)゚。
取り合いが見たいー!←

08/31(Sat) 00:29
水華

何個目なんだぁぁ!?←

天「馬鹿じゃないの!? そうなる前に休ませるよ!! 俺はそんなに弱くない! リアルファイトはね!」
リアルファイトだったらきっと負けなし(笑)


まるで最期のお別れみたいな――――
そこまで言いかけて霧野は口をつぐむ。言葉にしてしまったら、現実になりそうな気がして怖かった。

霧「っ……、言っただろ、守るって……。俺がお前を守る! そう決めたんだ!」

叫ぶような、縋っているような、何処か悲痛な声は教室の静かな空間に響き、消えて行く。
言葉に乗せられた霧野の想いが届いたのか、京介はふわりと笑った。
周りが固まったと同時に、京介は手をかざす。

神「まさか……っ」

神童が気付いたが、一瞬遅かった。
足元から水が溢れて京介以外の全員を包んでいく。
ゴボッという音は、誰かが水の中で息を吐きだした音。

霧「京介!!」

霧野もそう叫んだと同時に呑みこまれた。
ごぼごぼと音がする。だが不思議と息苦しさはなかった。

霧(息ができる……。京介に敵意がないからか?)

教室の宙に、人が入った水球が浮かんでいる。何処か幻想的なその光景は、京介にしか見る事は出来ない。
膜一枚。壁よりも薄いそれに、霧野は京介との決定的な距離をあけられてしまった。

―――霧野

確かに聞こえた、彼の声。
目の前にいる京介の口元が動いている。

―――ありがとう

背を向けて教室から出て行く京介を、霧野は見ていることしかできなかった。


パスです!
ツンデレは神!←
これからもっと超次元になると思われww

08/31(Sat) 01:26
うさ苺

6個目でしたww

京「失礼な…別にもう慣れてるって… 天馬が強くても、ヤダ。」
…心配なんですよね?



霧「っ…!」

京介の姿が完全に見えなくなったところで、魔法が解ける。
しかし、宙に浮いていたはずなのに誰一人落ちる者はおらず、全員が座った状態で水は消えた。
そこにも、彼の優しさを感じる。

霧「……っ京介!!!」

もういない彼の名を必死に叫ぶ。
最後に聞こえたあの声が、忘れられなかった。

神「霧野…!落ち着け…!!」

京介を追いかけようと走り出す霧野を神童が慌てて止める。
それでも霧野は、まだ走り出そうともがいた。

霧「っこれが落ち着いていられるか!お前らにもわかっただろ!?…京介は、俺たちのために…っ」

ーーーそれ以上は、言いたくなかった。
だけど、霧野が何を言おうとしてるのかは全員が痛いほど分かる。

円「……霧野。何も俺たちはあいつを見捨てるだなんて、言ってないだろ?」

霧「え…?」

円「おい皆!!大急ぎで剣城の元へ行くぞ!! …絶対に、剣城は死なせない!」

円堂のその言葉に、全員がぽかんとしていたけど、すぐに目は鋭いものに変わり『はい!』と声を揃えた。

霧「み、んな…」

天「絶対剣城を俺たちの仲間にするんですから!ほら、霧野先輩!立って!!」

天馬に手をひかれ、霧野は立ち上がる。

霧「(……あぁそうだ。俺は、まだ剣城に伝えてないことがある。)」

霧「俺はお前にまだ、好きだって伝えてねぇんだよ!!」

霧野は小さく叫んだ。

パスです!
あの二人はツンデレの鏡ですよ笑笑
やっぱり普通にサッカーやろうぜ…笑

08/31(Sat) 01:42
水華

数えたんですかww

天「慣れちゃダメでしょ! そんなんで本当に辛くないの!? 心配してくれてありがとう」
天馬も京介が心配なんだよ〜


京介は歩く。まだシードに破壊された痕の残る町を、迷いのない足取りで進んでいく。
途中で、霧野と立ち寄ったクレープ屋を見つけた。
まだ時間などそんなに経っていない筈なのに、酷く懐かしく感じる。

京(縋っていたら、何か変わったんだろうか)

自分の本心のままに、助けを呼んで、縋って、差し伸べられた手を取っていたら、何がどう変わるのだろう。
どうせこうして雷門から出てきたのだから、もう変わりようもないのだけれど。

京「…………」

霧野。
心の中でだけ、もう一度名前を呼んだ。



***



「剣城京介が雷門を出たようです」

フィフスの廊下で、部下が黒木にそう告げる。
黒木は表情など何一つ変えずに、ただ一言さがれとだけ言った。

黒「……迎えに行きますか」



パスです!
ついでに攻め組も受け子談義してたらいいよ(笑)
それはきっと無理なんだぜ……ww

08/31(Sat) 13:23
うさ苺


ちまちまと数えていきました(`・ω・´)←

京「え…辛くないぞ?だってこれが普通だったし…… べ、別に心配はしてない…!」←ツンデレ笑笑
もう!シードの時は忘れなくちゃ!!↑なんとなくシリアス寄り笑
 


***

京介は街を見渡し、そして手をかざした。
すると、みるみるうちに破壊された建物たちは元の姿へと戻っていく。
シードたちの攻撃で家の中に避難していた人々は皆、外に出てその光景を眺めた。
一人の少年の手によって作り出されるその光は、儚くも美しく人々の視線を奪う。

「綺麗……」

誰かがそう、呟いた。
しかし京介は悲しそうに微笑む。
まるで消え入りそうなその微笑みは、京介が作る光よりも美しかった。

京「……………」

全ての修復が終わったところで京介は手をおろし、頭を下げる。
シードたちの奇襲も、街の破壊も、全てのことを謝るかのように。
そんな京介を、人々は無言で見ていた。
ーーー否、何も言えなかったのだ。
その少年が謝る理由も、何故そんな魔法が使えるのかも、…何故そんなに悲しい顔をしているのかも、何も分からなかったから。

そして、京介は顔を上げて歩き出す。
暗い、暗い、闇の中へ。

「あっ待って!!」

そんな人々の呼びかけにも、振り返ることなく京介は歩き続けた。


パスです!
受け子の良いところをひたすらデレデレしながら話す攻め組。笑
まぁもうクロノストーンの時点でぶっ飛びすぎなんですけどね?笑

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