掲示板
09/04(Wed) 23:00
水華
京「いや、大丈夫……」
先生何処行った?(笑)
京介だけが霧野の傍から離れようとしない。
今の霧野からすればある意味拷問なのだが、だからと言って引き離すわけにもいかなかった。
霧「京介、お兄さん助けたら、どっか遊びに行こうな」
こくこくと頷く。
表情が少しずつ年相応になってきていた。その方がよほどいいと思う。
少なくとも、無表情ではなくなっているのだから。
京「 」
霧「ん?」
何かを伝えようとしているが、霧野には読唇術が使えないので、単語以外は分からない。
霧野は輝を急いで呼んだ。
輝「剣城くん、何ですか?」
京「 」
輝「『まだシードの奴らがいる』」
京「 」
輝「『そいつらの相手は俺がする』」
パスです!
出てこなかった(汗)
同じく((殴
倒れたりしてww
09/05(Thu) 00:11
うさ苺
天「あーもう!!」
葵「剣城くんの大丈夫は!!」
井「大丈夫じゃない!!」
もはや皆さん思ってることが全て同じになってきてる笑(京介のことに関しては←)
霧「! 京介…大丈夫、なのか…?元々は仲間、だったんじゃ……」
その言葉に、京介は少し悲しそうに笑った。
感情が出ることはいいことだ。
しかし、京介は年相応に柔らかな笑顔を浮かべると同時に、悲しみの表情も多くなった気がする。
霧野は、ふと黒木のあの言葉を思い出した。
『ーーー所詮、誰にも救えない。我々にも、雷門にも。』
霧(俺は……救えるかな?)
悲しい過去は、変えられない。
京介の両親はもう何があっても帰ってはこないのだ。
だけど、それも含めて京介を幸せにできたらいいと思う。
少しでもいいから、楽に、なってくれたら…
心の底から救いたいと、切に願う。
霧「……一人で全部抱え込むなよ。俺たちもいるんだから。」
そう言うと、京介は少し驚いたような顔をしたけど、すぐにまた微笑んだ。
無理をしてしまうんじゃないかと心配してしまうが、ここは彼に任せようと思った。
本当は、もう少しも傷ついてほしくないから京介には何もしてほしくなかったのだが、それはただの我が儘だと、霧野は抑え込む。
この妙な胸のざわめきは、今は無視することにした。
円「皆!あともう少しで、フィフスセクターにつく。ちゃんと気を引き締めとけよ!!」
前方を見ると、小さくフィフスセクターが見える。
もうすぐなのだと円堂に言われたとおり全員が気を引き締めた。
神「よし、じゃあ前にも話した通り、足止め役と救出役に別れるぞ。」
輝「あ、ちょっと待ってください!」
京介からの伝言を聞いた輝が、前にでる。
輝「シードたちの相手は、剣城くんがするそうです。なので僕達にはお兄さんを助けてほしいと……」
全員は驚いて、京介を見た。
京介は何を言うわけでもなかったけど、その強い眼差しに反論できる者はいなかった。
神「…………そ、うか。分かった。…気をつけろよ。」
本当は、京介だって優一を助けたいはずなのに、何故シードたちの相手をするなどと言ったのかは誰一人分からなかったが、京介には京介の考えがあるのかもしれない。
そのときは、誰も何も分からなかった。
パスです!
事件の予感要素を入れてみたり←
あー本当に、誰か私を二次元へと送ってください!笑
そよ風ステップは春か秋にしよう。笑
09/05(Thu) 22:53
水華
京「なんでそう、な、る……」
ぎゃあああ倒れたあああああ←
円「よし、行くぞ!」
京介を残して、全員が裏手に回る。裏の方に、優一が捕らえられている牢に繋がる階段があるそうなのだ。
京介が輝を介して伝えたことだが、京介自身は正門に向かっていく。
「誰だ!?」
「! お前は、裏切り者の剣城京介だな! どうしてここにいる!?」
見張りの二人が京介に気付く。だが京介は慌てることもなく、片手を一人に、もう片方の手ももう一人にかざす。
霧野達を閉じ込めた、あの水球が現れた。二人をまとめて水に呑みこむ。
息は出来ているので、二人は暴れるだけだった。
京「…………」
水球はそのままで、京介はゆっくりと正門を通過する。
その目は、何かを決意したような、そんな光を宿していて。
向かってくるシード達を片っ端から水球に閉じ込める。
その水球は、建物の中から外へと出て行った。
京「 」
京介の言葉が、誰かに伝わることはなかった。
09/06(Fri) 21:00
うさ苺
葵「剣城くん!?って、すごい熱あるじゃない!! なんで、こんなになるまで…」
実はずっと我慢してた京介とか……←
***
霧(京介……大丈夫かな…)
霧野は走りながら、京介のことが心配でたまらなかった。
少し過保護すぎるかもしれないが、もうあんなにため込んでいる姿を見たくないのだ。
幸せにすると、決めたから。
何があっても、この手を離さないと決めたから。
霧(大丈夫、大丈夫。きっと京介なら…)
そう、言い聞かせた。
「! いたぞ、不審者だ!!」
すると、前方からシードらしき人物が走ってくる。
霧野たちが乗り込んだことは、もう知れ渡っているようだ。
神「チッ…皆!!耳を塞げ!」
そう言われて、全員耳を塞ぐ。
すると神童は手を前に振った。
音は聞こえないが、確実に音楽が流れている。
天「! ねて、る…?」
しばらくすると、相手は倒れ気持ちよさそうに寝息を立てていた。
そう、神童の音には睡眠効果があるのだ。
神「これでしばらくは起きないだろ…行くぞ!」
眠っているシードを交わしながら、また走り出した。
パスです!
09/06(Fri) 22:32
水華
京「最初に、計った時、は……、そうでもなかったから……」
そうでもなかった=37度以上は確実ですよね☆←
京介は静かに廊下を進む。今までに出会ったシード達は全員、水球の中に閉じ込めて外に出した。
静かに歩き続けた京介は、フィフスセクターの中心部にたどり着く。
――――蘭丸
下の名前で読んでみれば、少しの違和感を感じた。
くすりと笑って、京介は目を閉じる。
――――ごめんな
心の中でそう呟いたのを合図に、真っ黒な影が京介の背後から現れた。
それは壁を伝い、床を伝い、フィフス本部の全てを覆い尽くして行く。
優一を助けた霧野達が、建物が黒い影に覆われいることに気付くまであと―――――
パスです!
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