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10/01(Tue) 22:57
水華

葵「…………はっ! 危ない、もう少しで戻ってこれなくなる所だった」←唯一の生存者ww


神童が先導し、全員分の食事が用意してあるという広間に向かう。
通されたその部屋には、大きなテーブルに人数分の椅子、そしてあまりに豪華な食事。輝と信助は目を輝かせた。

天「こんな料理見た事ないよ……」

京「俺もだ……」

ここで気付く。これを食べるには、テーブルマナーというものが必要なのではないか、と。
ナイフとフォークが当然のように置いてあるが、ハッキリ言って正しい使い方など知らない。これでテーブルを汚してしまったらえらいことである。

神「さ、皆、座ってくれ。ゆっくり食べていけばいい」

狩「お言葉に甘えて……」

霧「剣城の隣取ったー♪」

天「じゃあ俺は反対側の隣♪」

好きな席に座る中、京香の隣は天馬と霧野の二人がとった。
それを恨めしげに見るのは、京香以外の全員である。
こんなにも堂々と公言しているのに、京香が気付かないのはやはり鈍感だからなのだろうか。

神「……まぁいい。いただきます」

全「「「いただきます!」」」


パスです!
もう駄目だww思い浮かばなかったwww

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10/02(Wed) 22:47
うさ苺

京「ありが、とぅ……」←皆の名前を呼んでいたのはこのことを言いたかったんですね! 可愛い///←



その掛け声と共に、全員一口含んだ。
テーブルマナーなどは分からないので、とりあえずフォークのみで食べる。

天「!!わぁ、おいしー!」

信「本当、すっごくおいしいです!先輩!」

神「はは、そうかそれは良かった。」

見たこともなければ食べたこともない料理。
だが、だからこそ初めての味に天馬たちは感動する。

京「おいしい…」

京香もまた、そのおいしさに少し微笑んだ。
その微笑みを見たとき、神童は強引でも連れてきて良かったと心から思った。

狩「そういえば、来週文化祭ですよねー。いつから準備し出すんですか?」

しばらく他愛もない会話をした後、話は文化祭へと向かう。
狩屋のその質問に、天馬と信助はピクリと動いた。

神「そうだな…少なくとも、3日前くらいからじゃないか?」

天「そんな……ということは…」

信「その3日間は……」

天信「サッカーが出来ない!?」

天馬と信助は声をそろえて小さく叫ぶ。
…さすがに、この空気では大声は出せなかったようだ。
………十分に大声だったのだが。

京「お前ら……うるさいぞ…」

天「いや、だってだって!!」

信「サッカーが出来ないんだよ!?」

二人の中には最早サッカーしかないようだ。
…だが、食べる手を休めることはなかったが。


パスです!
私も思い浮かびませんでしたww

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10/02(Wed) 23:42
水華

葵「寝言でお礼言うなんて、可愛いことしてくれるね」←微笑みが子を見守る母親レベルww


霧「文句を言いつつ食うんだな……」

天「夏未さんの料理に比べたら、月とスッポンですし」

京「そんなに下手なのか?」

この中で夏未の料理を食べたのは、天馬しかいない。つまりあの酷い味を知っているのは、天馬だけなのだ。
見た目は悪くない。逆に上の中くらいの、かなりおいしそうなものだった。味はまさかの下の下だったけれど。

輝「ちょっと興味はありますよね……」

天「輝、今すぐその考えを捨てておかないと、監督にいつ声をかけられるか分からないよ」

京「俺も食べてみたいような気もする」

天「やめて! 剣城は絶対に駄目!」

とんでもないことを言い始める京香を、天馬は全力で止めた。
そうこうしているうちに、また文化祭の話に戻る。

神「そういえば、剣城がコンテストに出るのはいじめを止めるためだったよな?」

京「はい、そうですけど……」

霧「三年のいじめやってる女子って言ったら、三国さんの隣のクラスじゃなかったっけ?」

狩「そうなんですか?」

神「ある意味有名な人でな。悪いうわさが絶えない」

学校内では一人くらいそういう人はいるだろうと思うが、まさかそれに自分が巻き込まれるとは思っていなかった。
京香は料理を口に運びながら、また考える。

京(負けたら、誰かが……)

その『誰か』の予想は大体つく。
真っ向から反抗してきた委員長、もしくはその代表の形で出た自分、恐らくはどちらかだ。
委員長がいじめられたらどうしようと、京香は一人悶々としていた。


パスです!
はい、シリアスの気配を投下☆←

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10/03(Thu) 21:24
うさ苺

京「……」←微笑んでます。…あ、想像しただけで鼻血が…←


蘭「……あんまり、思い詰めんなよ。」

そう言って、霧野は京香の頭を撫でた。
段々と暗くなっていく京香の表情に気付いたらしい。

蘭「まぁそりゃプレッシャーは凄いかもしれないけどさ、もっと自信持って良いと思うぞ?」

霧野は尚も京香の頭を撫でながら優しく笑った。
その手はどこか暖かくて京香は少し安心する。
だがそれを見て、天馬たちが嫉妬心にかられたのは言うまでもないのだけれど。

天「というか、剣城が誰かに負けるとか考えられないけどね〜」

狩「確かに。てか剣城さんに勝つ人とか見てみたいわ。」

京「は?そんなの、いっぱいいるだろ…」

京香はそんなことが当たり前かのように呟く。
それに少し沈黙が広がったのだが、京香は元々そんな人だったと全員が開き直った。
きっと京香にいくら美しいと伝えても、本人が気付くことはないのだから。
それが、彼女の魅力でもあり危険なところでもある。
今回のコンテストでさえも、天馬たちにとっては少し心配なことなのだ。
コンテストに出るということは、全校生徒の目に入る。
また、熱狂的なファンが増えてしまうのではないかと気が気でない。

神「剣城!まぁ、何かあったら絶対に守ってやるから、安心しろよ。」

京「え……?あ、ありがとうございます」

京香は困惑しながらも、綺麗な笑顔を浮かべた。
それにもまた全員真っ赤になってしまうのだけれど、何も気付かない京香は、最早才能と言ってもいいのではないのだろうか。

パスです!
イケメン霧野を投入してみた(笑)

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10/03(Thu) 22:38
水華

葵「起きてて良かった……!」←音でないようにパシャリ☆


全「「「ごちそうさまでした」」」

神童家の食事をたっぷりと堪能した京香達は、片付けは使用人がやってくれるとのことで、広間から出る。
京香が手伝おうとしていたのだが、神童どころか使用人にも止められたので、渋々任せたのだった。

神「こういう時くらいは、人に任せてもいいんだぞ?」

京「申し訳ないですし……」

霧「いい子だな、お前はー」

ぐりぐりと頭を撫でる霧野の背中を、狩屋はパシッと軽く叩いた。
そんなことは意に介さず、霧野は京香を構い続けている。

神「ところで、この後はどうする? もう少しいるか?」

天「いいんですか!?」

輝「じゃあもう少しだけいたいです!」

信「僕も!」

京「あ、えっと、すいません、俺はもう帰らなきゃいけなくて……」

天&信&狩&輝「「「え!!?」」」

天馬達はかなり驚いて、それこそ家(というより屋敷)に響くほどの声を出した。
霧野は耳を塞ぎ、神童は冷静を保っている。

霧「でもなんでだ? そんなに遅い時間でもないだろ?」

京「明日の朝ごはんの準備があるので……。父と母の分も作らないと」

曖昧に笑って京香は申し訳なさそうに、すいません、と言った。


パスです!
文化祭にまでたどり着くだろうか……(汗)

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