短編
□好きで好きで仕方ない
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天馬のことが、好きで好きで仕方ない。
「…何見てんだよ」
「ん〜、京香が可愛いから!」
俺を見つめてくる、その瞳も
「手つないでいい?」
「勝手にしろ…」
俺に触れてくれる、その掌も
「京香…」
「天馬…、んっ…ぁ……」
俺だけにしてくれる甘い甘いキスも
「好きだよ。愛してる、京香…」
「ん…俺も……」
天馬の全部が好きなんだ。
なぁ、天馬。
今はまだ恥ずかしくて、うまく言えないけど
もう少ししたら、ちゃんと伝えるから。
その時まで、俺のことを好きなままでいてください