捧げもの

□嫁の料理は世界一!
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in家庭科室


京「こんなもんか……」


輝「うわ!剣城さんすごいですね。見た目も味も!」


京「家では俺が作ってるからな。これくらいは……」



?「「「ちょっと待ったぁぁぁあ!!」」」



京「!?」


輝「この声は!」


神「最近アニメで拓京フラグを立てまくり!神童拓人!」


霧「マインドコントロール中だけど復活のめどは立ったぜ!霧野蘭丸!」


天「公式公認の恋人!結婚だって済ませたよ!松風天馬!」


3人「「「人呼んで剣城を愛し隊!!」」」


京「…………どうコメントすればいいんだろう」


輝「とりあえず、変態の集まりであることは確かです」


天「俺は変態じゃないよ!だって京香の恋人だし!」


京「そんなこと大声で宣言するな!///」


霧「フッ、甘いな天馬。恋人だとしても奪う隙はある」


神「霧野の言うとおりだ。それに円堂監督並みのフラグ建設者であるお前は浮気をするかもだろ?」


輝「あー……」


天「輝、その反応なに?」


輝「いやぁ、意外に納得できる理由だなって……」


京「う、浮気……」


天「浮気?そんなのするわけないじゃん!俺は死んでも生まれ変わっても京香を好きになる!」


円「よく言った天馬!」


霧「ぎゃあああ!わいて出たー!!」


円「仮にも監督に向かって虫みたいに言うな!」


輝「仮にもって言ってて悲しくないですか?」


神「的を射てると思うけどな」


京「……ところで何で家庭科室に集合してるんですか?」


霧「それを教える義理はな「京香の手料理が食べたいから!」言っちゃたよ。もう少し引っ張れよ……」


天「調理実習でやってるって聞いたから来たんだけど、この二人にばったり本当に遭遇しちゃってさ〜」


神「こっそり来る予定だったのに」


霧「つまり訳すると」


円「全員が同じ思考回路ってことだな」


輝「円堂監督には奥さんがいるじゃないですか」


円「あー、うん。なんていうかな。久しぶりにうまい手作り料理食べたい」


京「最低だな、あんた」


円「人間の三大欲の中には食欲が含まれる。本能に従っているだけなのでセーフだ」


天「そうやって言い訳してる時点で最低ですよね」


輝「ちょっと違うけどある意味同じ目的で来た天馬くん達もアレだと思うけど」


神「俺達に剣城に対するゆるぎない愛があるからセーフだ」


京「まぁ作りすぎたから別にいいですけどね。と言ってもシュークリームですよ?」


全「「「ぜひ頂きます!!」」」


京「じゃあどうぞ」



パク



全「「「うっめぇぇぇええええ!!!!!!」」」


京「食べてる時にしゃべらない。静かに食べる。あとうるさい」


霧「なんだコレ!?うますぎる!」


神「うちのシェフよりうまいじゃないか!」


円「世の中にこんなに料理のうまい人間が居たとは……。明日から夏未の料理食えるかな、俺」


天「言葉にできないくらいおいしい!毎日食べたい!」


輝「全員が感激のあまり剣城さんの言う事聞いてないですね。天馬くんに至っては遠まわしにプロポーズしてるし」


京「…………///」


霧「顔赤くするな!俺は絶対に認めないぞ」


神「それにしても作りすぎたとは……、なんだか剣城らしくないような気がするんだが?」


京「そ、それは……///」


円「それは?」


京「て、天馬に、あげようと、思って……///」


神&霧「「なにぃ!!?」」


天「きょ、京香……」


京「さ、最近、何にもしてあげれてないなと思って……。いい機会だからと///」


天「ありがとう!人生で一番嬉しくておいしいプレゼントだったよ」


京「そ、そうか///」


輝「よかったですねぇ剣城さん」


神「天馬!」


天「なんですか?」


霧「俺達二人と剣城をかけて勝負だ!」


天「いいでしょう。俺に勝てると思ったら大間違いですよ!」


円「リアルファイトになりそうだな。撤収〜〜♪」


京「へ?」


輝「ほらほら、剣城さんも行きますよ」


京「えぇぇぇええ!?」







リアルファイトの結果


松風天馬WIN!


天「よっしゃ!!」


神「これくらいじゃ諦めないぞ」


霧「コロネ殺すコロネ殺すコロネ殺すコロネ殺す……」




おわり♪

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