頂きもの
□君とずっと過ごしたいから
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剣城side
「剣城ー!!」
練習後、俺の彼氏(?)元一松風が走ってこっちへ向かってきた。
「何。」
俺は小さく返事をする。
「今日、剣城の家に泊まらせて!」
何故、そんな唐突に??
「何でだよ。」
すこし怒り気味に尋ねると、松風は申し訳なさそうにまた口を開く。
「いやー、秋ねぇの恋人みたいな人が遊びに来ててさぁー、イチャついてるもんだから気まずくなっちゃって。」
松風も色々と大変なんだなぁ。
でも俺、家は一人だから今日くらいなら.....
「別に構わない。」
「本当に?!じゃあ、秋ねぇに言ってくる!!」
「あぁ。」
「すぐに行くからーー!!」