頂きもの
□喧嘩するほど仲がいい
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【喧嘩するほど仲が良い…天→京←太】
〜病院〜
ガラッ
京「雨宮。いるか?」
太「あ、剣城君!いらっしゃい!」ニコッ
天「俺もいるよー!元気?」
太「うん!そりゃあものすごく!」
京「みたいだな。」クスッ
太「うん!今日は体調がいいんだ!だから外でサッカーやろ…「駄目だ。」けち!」
京「けちでも駄目は駄目だ。お前が危ない。」
天「そうだよ。それにまた冬花さんに怒られちゃうよ?」
太「今日は大丈夫!サッカーやりたいの!お願い!」
京「………。」
太「ね…?」ウルウル
京「………はぁ。わかった。でも走るのは駄目だ。リフティングだけな。」
太「はーい!」
天「もぅ剣城は…。」
京「仕方ないだろ。でも絶対に、走らせるような行動はするなよ。」
天「うん。わかってる。」
…………
太「よし!じゃあ、誰が一番長くリフティング出来るか勝負だ!」
京「いいぜ。俺に勝てるかな?」ニッ
天「負けないよ!」
太「僕もだよ天馬!あ、そうだ。勝った方が、剣城君と一日デートってどう?」ニコッ
京「は!?」
天「のった!ならなおさら負けらんない!」
京「お、おい!俺はいいなんて一言も…。」
太「剣城君が勝ったら、お兄さんと一日デート。」
京「やる。」
太/天(さすがブラコン……)
天「じゃあやろうか!」
全「おぉ!」
……………
ポーンッポーンッ…
天「まだまだ!」
太「誰も落ちないね…。」
京「まぁ全員がサッカー選手だしな。」
太「うん…。仕方ない。」
ポーンッ!←太陽がものすごく上に、ボールを蹴りあげた
天「おぉ!たかーい!」
京「?お前なにして……え。」
太「好き。」ボソッ←剣城の耳元
京「へ!?////」
太「へへへ!よっ…と。」ポンッ
京「て、てめっなにして!あっ!」ポンッ!
コロコロ…
京「しまった…。力んじまった…。」
天「剣城アウトー!これで俺と太陽の勝負だね!」
京「おい!いまのはなしだろ!」
太「僕はボールはキャッチしたもん♪」
京「うっ…。……ちっ。」
天「よし!勝負!」
太「うん!負けないよ!」
……………
カァー…カァー…
京「……おい。もう二時間近くやってるぞ。もう夕方……。」
太「ま、まだまだ…。」
天「ま、負けない…よぉ!」
京(………眠い)
ガサッ
優「あれ?みんな何してるの?」
全「!?」
ポーンッ!!
天/太「あぁ!!?」
優「あれ?もしかして……なんか邪魔しちゃった?」
京「に、兄さん…。……いや。終わりにしてくれて助かったよ。」
優「そう?ならいいけど…。」
太「もう優一さん!あと少しで天馬に勝てたのに!」
天「そんなことないよ!あのままやってれば、俺が勝ってた!」
太「違うよ!僕!」
天「俺!」
太「僕!」
太/天「むぅぅ……。」ブスッ
京「……ふっ。」クスッ
全「?」
京「くくっ…ははっ…。」
優「ふふふ…。」クスクス
天「……プッ。」クスッ
太「…ふっ。」クスッ
天/太「あははっ!」
太「いやぁ!惜しかったなぁ!次は負けないよ!」
天「俺だって!次こそ剣城との一日デートの権利、とってやる!」
優「……ん?なんの権利だって?」ニコッ★
天「え……。」
太「え、えっと…。剣城君との、一日デートの……。」
優「そういうのは、京介の兄である俺を通してからしてもらおうかな★」
天/太「勝手なこと言ってすみませんでした!!」
京(眠いなぁ……)
優(みんな、結局は仲良しだよね♪)