夢主設定

□三成夢
1ページ/2ページ

夢主(三成夢)

元々、小さな農村の娘。
一揆鎮圧の際、三成が指揮を取る軍に村は滅ぼされるが(この時両親を亡くす)、深手を負いながらも唯一生き残る。
その際、壊滅した村の様子を見に来た三成を見る。

夢主は三成を見た時、三成が軍を指揮していた張本人だと直感的に気付くが、憎悪などの感情は沸かなかった(家族や村が無くなった事は辛いが、今さら憎んだ所で両親や村人が生き返るわけではないと、何故か急に現実を受けとめた)。

そして、悲惨な戦場に立つ三成の姿が、夢主にはどこか辛そう、悲しそうに見えた。
(この時、三成が軍を指揮していたものの、自軍が圧倒的有利であるのを良い事に兵士達が狂気的に興奮して好き放題に暴れ、老若男女問わず、一揆に加わっていない村人までをも不必要に殺していたため、三成は、ここまでする必要はない、と罪悪感に苛まれていた。さらに一揆鎮圧の後、周囲にもこの残虐な鎮圧が知れ渡り、非難の的になったが、責任は指揮を取った自分にあると、非難もすべて一人で受けとめていた。)
そんな三成の表情を見て、夢主はあの人もきっと何かを抱えているんだと思い、なぜか胸が傷んだ。

そのしばらく後、軍に加わっていたねねが村の惨状を聞き、一人でも生き残りがいれば助けようと探しに行く(ねねは三成を非難しなかった)。そこで呆然としている夢主を見つけ、城へ連れて帰った。
ねねの人柄に触れ、夢主は本来の明るさを取り戻す。
ねねは夢主のことが気に入り、『こんなに明るく、可憐な子ならあの三成の心も開いてくれるかもしれない』と思い、三成の侍女(世話係)を任せることにする(←少々荷が重いかな、などと思いながら。この時はまだねねは、夢主が、自分の村を壊滅させた軍の総指揮が三成であると知っている、という事を知らなかった。)。
そして三成と夢主の距離は近くなっていくが、ある日、夢主は三成に親について聞かれた際にすべてを打ち明ける。

三成は事実を知り、なぜ俺を憎まないのかと夢主に詰め寄る。
(三成はこの時すでに夢主を好きになっていたため、余計に自分のせいで夢主が親や家を失ったという事に強い罪悪感を覚えると同時に、そんな自分に対して汚れのない笑顔を見せる夢主の傍に俺なんかがいるのはおかしいと思った。)
しかし夢主は、三成の傍で過ごすうちに三成の不器用な性格や冷たい言葉の中にある優しさに引き込まれ、この人はあんな残虐な事を好む人ではないと確信し(というよりも夢主は、村が壊滅したのは、三成が指揮していたものの兵が暴走したからだという真実をねねから聞き、知っていた)、やがて好意を抱く。
そして不器用な三成を、支えていこうと決めた。

三成はそんな夢主への想いが溢れ、やがて二人は恋仲となる。
基本的に戦には行かない。というよりも三成が、着いて来る事を許さない。

→詳しくは三成夢『君がいる、だから僕がいる』参照。

性格は、明るくポジティブですが女性らしさがにじみ出ている…………みたいな感じ(←わかりにくい説明…)。

一応、三成夢の夢主のみ“石波 葵”という名前があり、名前変換で未記入の場合はこの名前になります。しかし他キャラの夢小説で名前変換する時もこの名前を使い回しています。あまり気にしないほうがいいかも……






管理人のボヤキ→
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ