も じ も じ *

□それは、怒りにも似た。
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どうやら愚かな塵共は

女を取り戻しに此の虚圏へとやって来たらしい。








まさかここまで
愚かな連中だったとは。














さしずめ ・ ・ ・











哀れな囚われの女神に

正義の騎士たちと言ったところだろう。








ヤツ等からすれば、我々はその女神を浚った憎き敵以外の何者でもないのだから。










「みんな・ ・ ・ ・ ・ッ
 どうして・ ・ ・ ・ ・ ・ ・」












愚かだ。


跡形もなく消え失せるがいい。







俺がこの手で、このくだらん物語に終止符を。





【 絶望 】という名の
終焉の時を―‥‥。
















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