も じ も じ *

□溶けて消えてそして
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あの時、
女を太陽と言ったのは。
単なる例えであって
そこに意味などなかった。














溶けて
消えて

そして















「あたし、ウルキオラさんのこと冷たい人だって思えないんです。」




突然なにを言い出すかと思えば。



「お前にどう思われようが俺の知ったことではない。」




「そうですよね ・ ・ ・ ・ ・


 でも、
 なんだかとても寂しそうだから ・ ・ ・ ・ ・。」













井上 織姫


お前は一体―・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・。








溶けて消えてそして、






俺という存在は完全に無に戻ってしまうのかもしれない。










それは、絶望の無ではなく、
それとは別のなにか。
















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