も じ も じ *

□優しさの調節
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藍染 惣右介








その男と接触してから織姫の体は震えることを止めようとしなかった。






只、






その男にとてつもない恐怖を感じた。






この世界には恐怖しかないのだろうか。









「!」









しかし





虚園に来てからのウルキオラは・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・


破面襲来の時とは全く違う。
まるで別人のように。




どうやらウルキオラは織姫と接触する際、己の霊圧を押さえていてくれているらしい。





織姫が霊圧に押し潰されてしまってはすべてが水の泡と化してしまうわけだが、
それを知っていても他の破面たちはそうはしない。






「ウルキオラさんだけだ。」
















それは
優しさととても似ている。









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