短編
□愛しの紳士様+
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理由はただお金が欲しいから。
そういう掲示板で顔写メ付きで募集したら、あっさりと金持ちのババァ共が群がってきた。
1回ヤッて3万。と たまに服やら装飾品を買ってもらう。
全くこの世界は腐りきってるな。
なんて思いながらも俺はどんどん身売りという高時給の"バイト"に溺れていった。
そんなある日、ふと一通のメールが届いた。
受信音からして、また新しいババァがかかったな。と思いメールを開くと そこには意外な内容が書かれていた。
『30代、普通の会社員です。男とこういうことをやってみる気はないですか?』
…ホ…?
ホ、ホホ、ホモーーッ!!?
目を通した瞬間俺は飲んでいたお茶を豪快に吹き出した。