マフィアの人々とマフィアの国々
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「君たちは誰?うちに何かよう?」
返事はない。無視?それとも聞こえてないのかな?とりあえず、
「もう一回聞くよ。君らは誰?うちに何かよう?」
すると背の小さい方が口を開いた。
「とりあえず俺らt「俺らと来てほしいんだぞ☆」てめぇぇええええ!」
…何か、変なひとたちだなぁ
背の小さい方の人が言った言葉が背のt…メタボにさえぎられた。
「ねぇ!ちょっと今失礼なこと考えなかったかい!?」
「え!?」
なぜわかった!?エスパー!?なにそれ怖い((((;゜Д゜)))
「いや、口にでてたからな?」
「ええ!?なんで勝手に聞くの!?聞かないでよ!」
「理不尽だ!?」
失礼だなぁ。ただ思ったことを言っただけなのに。
まぁそれはともかく、
「なんでうちが行かなきゃいけないの?」
「唐突にもどったな。」
仕方ないじゃん。どっかで戻さないといけないし。
大体気になるし。うちをつれてこうとする理由とか。うらでうちのことをしらない人なんているはずないし。あ、でも顔は知られてないかな?
とりあえず聞いてみようかなぁ
「別にいいじゃん。大体なんでうちをつれてこうとするの?」
「お前の名前は天神ルルだろ?」
「あ、なんだ知ってたんだ。」
「もちろんなんだぞ!でも、来てもらうよ?」
名前を知ってるのにつれてこうとする、かぁ…この人たちが例の犯人の可能性がたかそうだな。
「ごめんね?うちはいかないけど代わりに…っ!?」
バチッ
そう、いいかけた瞬間なにかの衝撃が襲った。恐らくスタンガンだと思う。あぁ、そうか。足音の違和感はこれだったんだ。足音はわざとたててたんだ。2人だと思わせるために。油断させて後ろから襲うために。それにまんまとうちははまったわけだ。なっさけないなぁ…
「すまねぇ…」
「ごめんなんだぞ…」
「申し訳ありません…」
意識が完全に飛ぶ前に3人の謝る声が聞こえた気がした。
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