ボカロ
□Bad ∞ End ∞ Night
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家のなかで見つけた色褪せたてがみ
そこには
『是非、入らしてください』
そんな、招待状がはいっていた
深い深い森の奥に迷い混んだ村の娘
なぜそこにはいってしまったのかもわからずに
色褪せたてがみをもって夜の館にたどり着く
どれくらい歩いただろうか
目の前にはいつの間にか不気味な洋館が
その洋館の壊れた扉をたたく
娘「誰かいませんか?」
執事「おやおや、お困りですか?」
目の前執事さんがたっていて驚いた
娘「道に迷ってしまって…」
執事「ああ、そうでしたか。それは大変だ」
芝居がかかったように言う
執事「ではどうでしょう?
今夜は、ここで泊まるというのは…」
娘「えっ…いや、そんなの悪いですし…」
執事「いや、主人もその方が喜ばれますので」
なかば強引に決まってしまった
中には可愛い双子らしき子達がいた
少女人形「ヨウコソ…」
少年人形「不思議ノ館ヘ…」
執事「ああ、ちょうどよかった
お客様を部屋ヘご案内してあげて下さい」
少女人形「マカセテ♪」
少年人形「サア、コチラエドウゾ♪」
娘「えっ、ち、ちょっと待って…」
そんなことは聞こえないかのように二人は私を引っ張った。
その力はまるで大人の男性のようだった。
fast end