ボカロ

□カゲロウデイズ
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バッと通ったトラックがあのこを引きずって泣き叫ぶ

血しぶきのいろ

あの子の香りと混ざりあってむせかえった

「うそだろ?」

そうだこれはうそだ。きっともうすぐあのこが笑って…

「うそじゃないぞ」

誰?
うそに決まっているじゃないか
君だって笑って…



夏の水色
かき回すようなセミの音にすべてくらんだ






















それが始まり
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