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03/12(Tue) 14:00
ちっひー

詩を呼んでいる声がする。けれど内容までは聞き取れない。途中で誰かが入ってきて、読んでいた人はあせりながらも怒っているようだ。なんとなくそれが想像できてつい小さく笑ってしまった。

ある晴れた昼下がり、私が始めて大切な人たちに出会った日。とてもとても大切な忘れもしない記念日。

私は自分の日記を読み返して、あの頃はみんな幼かったと思ったけど、だからこそ楽しかった。
宴をするとなれば原田さんの腹芸は毎回だったし、なのにあきもせずみんな笑っていた。永倉さんと平助君の喧嘩や沖田さんの軽口や嫌味も日常で、なんだか個性が強いんだけどお互いを尊重し大切にしてる。くだらないことだったかもしれない。けどあの日々は輝いていた。

私の日記を全部見れば歳三さんに対してのことが多く書かれている。やっぱり私の一番はあの人で、あの人や幹部の人たちは人生の宝物ね。

みんなありがとう。

生きることに疲れた光をくれたのは貴方たちでした。

生きる楽しさを教えてくれたのは貴方たちでした。

人と人とのつながりの大切さを教えてくれたのは貴方たちでした。

恋と愛を教えてくれたのは貴方たちでした。

幸せをくれたのは貴方たちでした。

命を懸けてでも守ってくれたのは貴方たちでした。

ありがとう。今までの魂の歴史で一番今生が幸せだった。
ぬくもりや優しさも、冷たく厳しさも全部いっぱいいっぱいになるくらい

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