短編 黒子おおぉ!
□黒緑
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ミーンミーン、
蝉の鳴き声は鬱陶しかった。
1日1日を繰り返し繰り返し、
同じ事をプログラムされているかのように、
まるですることが当たり前のように、
時を刻み記憶に残し、生き延びていく。
セーブした所からやり直せない人生って吃驚。
リセットボタンはないけど、終われるって不思議。
オチがないしハッピーエンドとかなくて、
終わりは皆さん平等に“死ぬ”。
定め。運命。結末。プログラム。
人と触れ合う
(拒絶拒否)
人との馴れ合い
(哀れ哀れ)
人と人のコミュニケーション
(競争戦争殺し合い)
恋人ごっこ
(××××××)
ワンパターン、どうってことない。
消えたら別を探せ探せ。
代わりがいくらでもいる。
みんな同じ価値
「くだらない戯れ言ですね。」
こんな、夏の日のしたの、
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