D.Gray-man U
□さようなら楽園よ
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「アレンくん、早く早く!」
「ははっ…リナリー、そんなに焦らなくても大丈夫ですよ」
軽快で軽やかなステップでリナリーは走り回る
アレンは苦笑しながらも、そんな彼女を見守りながら自分のペースで歩いていく
「もぅ、久しぶりのデートなんだからっ!一分一秒でも楽しまないと損だよ?」
「ふふ…はいはい。仰せのままに、お姫様。」
リナリーに促され、アレンも少しだけ歩くペースを上げる
「…あ、そろそろお昼時だね。アレンくん、お腹空いてる?」
「そりゃもう、待ち兼ねたって叫んでるくらいですよ」
「あははっ、じゃあそろそろお昼ご飯にしよっか♪」
「ふふ、そうですね」
温かく笑い合い、二人はレストランへ向かった
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