D.Gray-man U
□危険で甘美な食事会
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「千年公ぉ〜たっだいま〜♪」
「おかえりなさイ、ロードv」
帰ってくるなり、ロードは伯爵に抱きついた
「千年公、俺もたd…」
「ティキぽん、役に立たなかったと聞きましたガ?v」
「はぅ;返す言葉も…アリマセン…」
「ふム、まぁいいでしょウvそれよりも…『本命』はどちらニ?v」
「ふふ…すぐに来るよ♪あ、ほら!」
ロードが嬉しそうにはしゃぎながら、自分達が通ってきた扉を指差した
―ギィ
鈍い音を立て現れたのは…
「―こんばんは、伯爵」
「―まだ昼時ですよ、アレンv」
にこやかに微笑む、アレンであった
「ふふ…どうにも言いたくなったので、ね」
「そうですカv…ム?」
伯爵の視線がアレンの後ろへとずれる
「彼女ハ?v」
「っ!!」
ビクリ、と大きく反応するリナリー
先程以上の恐怖や不安が押し寄せてきているのであろう
―ぐっ
「…アレンくん…?」
だが、そんなリナリーをアレンは抱き寄せ、優しく微笑みかけてあげた
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