短編小説

□黒崎一護の上手な飼い方2
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一護の首に巻かれた赤いベルトを白哉は引いた、これも寝ている間に勝手に着けられたのだろうかピッタリと首に巻き付いているので一護には見えなかったが、囚人として捕われている時にルキアが着けていた物に酷似していた、それによって一護の力は完全に封じられてしまったのだ。
「なんで…こんな?」
「兄を管理する為だ」
一護は混乱していた、こんな扱いを白哉にされる謂れはない。と思う。
「放せよ!」
「あんずるな、決して乱暴にはしない」
一護の着ている着物に手をさし入れ、柔らかい一護のモノを白哉は弄び始める。先程から気付いていたが一護は下着を着せられていなかった、どんな目的で着替えさせられたのかそれだけでも推し量られる。
「やっ…やめろ何考えてんだ!!」
身を捻り一護は逃れようとするが、白哉に霊圧をかけられると指一本動かせない。
「うっ…っくそ…こんな…」
今一護に出来る事と言えば、唇を噛み締め悔しさに堪えるくらいだ。
白哉は身動きの出来ない一護の耳元に我が物顔で舌を入れてくる。
「…あっ…やめっ、耳やぁんん」
音を立てて舐められ、あまがみされると、元々くすぐったがりで敏感な一護はビクビクと反応してまった。
「相変わらず首元が弱いな、兄の新しい死覇装の首元が強化されているのはその為か?」
「やっ…んなわけ…な…ひんっ!」
一護は否定するが、この有様ではまるで説得力がない、恥ずかしいが白哉が扱いている一護のモノもその刺激で透明な体液を流し彼の指を汚し始めていた。
「心地良いか…一護」
低い美声を直接耳に吹き込まれ、背骨をゾクゾクと快感が走り抜けた。
耳や首筋は弱点だが実は白哉の声もウィークポイントの一つだ、白哉に甘く囁かれると一護はそれだけでふにゃふにゃになってしまう。

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