短編小説

□猫カフェ行こうぜ
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「確かに静かだし他の客は猫に夢中だし相談にはいいのかもしれねぇが、猫カフェなんてよく来てんのか?」
「ええー黒崎さん…息子さんともよく来ますよ」
浦原は馴れた様子で黒猫をあやしている
怪しげな浦原の格好がここでは浮かないのが不思議だ
「あいつこんなところ来るのか」
「まあ黒崎さんと来る時は猫じゃなくて黒崎さんメインっすけど〓」
と言って浦原は何枚も写真を取り出した
「なんだこれは!!!」
だいたいが一護が猫と戯れている写真なのだが、一護が猫をあやすのに必死になりすぎて四つん這いになっているのを意図的に際どい角度から撮影したりしている
「浦原お前…これは没収だ!!!」
「あ!ちょっと酷いすっよ」
一心は愛する息子が写ってる写真を引ったくり、変態から遠ざける
「黒崎さんの事任せてくれるんじゃなかったんですか」
「こうゆう意味で任せた積もりはねぇ!!!」
激昂して一心は猫カフェを後にした




後日一心は浦原から取り上げた写真を娘達に見られ、変態扱いされるのだった




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