恋一小説続き物

□黒崎先生の事情
2ページ/4ページ

恋次はニヤリと笑い、そのまま一護を後ろにある診察用のベッドに押し倒した。
一護の足に引っ掛かったキャスター付きの椅子が激しい音をたてて倒れる。
「っ…冗談…」
「じゃねぇよ」
恋次の男らしい顔が焦点も合わない距離に近づいたと思うと唇を塞がられていた。
「ぅ…ん!」
不意のキスに恋次の舌の侵入を許してしまう。
「ん!んー!」
一護は抵抗しようと暴れるが、自分より大きな恋次に全体重をかけられびくともしない。
「ふぁ…ぁ」
逃げる一護の舌をも絡めとり、快感を刺激する。
吐息まで奪う長いキスに、息が上がり息継ぎの度にまるで喘いでいる様な声が出てしまう。
「も…やめろ…」
一護はなんとか恋次の下で身を捻ると俯せになってキスから逃れた。
「なんだよ、キス気持ち良かったろ?」
「うるせー自信過剰め!さっさとどけ」
上半身をベッドに乗り上げさせられている一護は何とか恋次の下から逃れようともがくが
「まだキスだけだろ」
恋次は一護のネクタイを引き抜くとジタバタと暴れる腕を後ろ手に縛り上げる。
「恋次本気かよ!?」
一護の下半身をベッドに押し上げながら、恋次は楽しそうに見下している。
「ああ俺の本気を解らせてやるよ一護」
胸倉を掴むとボタンを無視してシャツを切り裂く
「うっ」
一護のあらわになった胸元に恋次はむしゃぶりついた。
「うわっ…やっ…」
恋次の唇や舌が胸の上をはい回り少しでも反応する場所を見つけると執拗に攻めたてる。
「やっ…やめっ、んふぅ」
きつく皮膚に吸い付き紅い痕を幾つも付けられた。
「お前の身体思ってた通り本当綺麗だな。そろそろこっちも見せて貰おうかな?」
恋次は傍若無人に一護の下半身に手を延ばす。
ベルトを外すと下着と一緒にスラックスを下げられた。
「やめっ見んな!」
恋次の愛撫で兆していた一護のペニスは狭い下着から開放されて、恋次の前でプルンと立ち上がってしまった。
「ちゃんと感じんじゃねぇか男同士でも」
嬉しそうに恋次は目の前の一護を舐めた。
「あっそんないきなり」
一護を口に捕らえると裏筋に舌を這わせ、喉をつぼめてを幹扱かれる
「あ…あ…いぁ…」
直接的な刺激に一護の嬌声が大きくなる。
「気持ち良いか?」
「あっやっ…んなとこで喋るっな…」
女性にあまりこうゆう行為を強いた事のない一護にとって、恋次の愛撫は巧みですぐに追い詰められてしまう。
「あ…ひぅ…恋次っ恋次もうっ…」
「いいぜ、イケよ」
言葉と共に舌で先端を割られる。
「ああぁう!!!」
一護は恋次に促されるまま簡単に絶頂を迎えた。
「っ…」
残滓を舐めとっていた恋次と目が合うと
「ごち」
と言っていやらしい笑みを浮かべられた。
「信じられねぇ…そんなん飲むとか、汚ねぇ」
「汚くなんかねぇよ一護のだからな」
愛しちゃってるからよなどと言いながらまた萎えたものにキスをされた。
「恋次もう解ったから、ネクタイ解いてくれよ」
「もういろいろ出来るって解ったから俺のものになるんだな」

次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ