空と天候達

□標的4
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京子を無事に連れ帰り、雲雀が戻ってきてツナ達の最初の目的は達成された。
しかし獄寺、山本、琥珀、翔、雅がミルフィオーレのγとレイと交戦したため怪我を覆ってしまった。


現在怪我をした琥珀は医務室のベッドで眠っていた。
そんな中、琥珀はとある夢を見ていた。


「ここは…どこだ」


そこはただ真っ暗闇だった。
すると一つの炎が現れた。


「なんだ……」


その炎はだんだん人の形になっていき琥珀の前まで来た。


?「まだ、お前には力がある」
「力……」
?「そうだ。
お前はなんのために戦う」
「何のため…それは…」


琥珀は拳を握り炎に向かって真剣な眼差しを向けた。


「俺の大切な人達を守る為だ。
守る為の力が手に入るなら俺はどんなことでもする」
?「それがどんなに辛く、厳しいものでもか」
「あぁ。どんなに厳しいことでも耐えて見せる」


琥珀の真剣な視線に炎は少し笑った。


?「それでこそ俺の後継者だ、沢田琥珀」
「!!あなたは…」
?「近々また会うだろう。それまでに十分休んでおくんだな」
「待って…!!」


そこで黒い炎は消え真っ暗闇もだんだん光が広がっていった。
広がり晴れると、そこは見慣れた医務室の天井が見えた。


「夢……でも今のは」


琥珀はそのまま指輪のついてる手をそのまま上に上げ指輪を見た。
そのまま拳を握った。


「そうだ…俺は守らなきゃいけないんだ」


琥珀は起き上がると体が動くかどうか確認するとベッドから出た。


「だいぶ回復したな…動ける」


そのまま琥珀は着替え医務室を後にした。







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