羅刹の記憶
□第7章
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夜
ボフンッ
「ふぁ…疲れたぁ…」
紫苑は夕飯を食べ終わってから風呂に入りベットにダイブした。
「…でも、頑張らなきゃ…」
すると、
コンコンッ
「?はーい」
誰かが来た。
入って来たのは、
ツ「紫苑?いるか?」
「つ、綱吉!?
い、居るけど…」
ツ「入るぞ」
ツナが入って来た。
紫苑はベットに即座に座った。
「ど、どうしたの?」
ツ「いや…修行どんな感じかなって思ってな」
ツナは紫苑の隣に座った。
「大変だよ〜…
コハク厳しいし…」
ツ「お互い大変だな;」
ツナは苦笑いをした。
「でも…頑張る…
みんなを守りたいから…」
ツ「紫苑…」
「…昔から、いつも守られてばかりで…自分を守ってくれたせいで大切な人が傷ついて…
もうそんなの…見たくないから…」
紫苑の目には覚悟があった。
「もちろん…綱吉も守る…
僕のボスだし」
ツ「紫苑…
フッ…ありがとう」
ぐしゃっ
「んぅ…」
ツナは紫苑の頭を撫でた。
紫苑はそれに目を閉じた。
「僕…綱吉のそれ、好き」
ツ「え?」
「綱吉の撫で方…すっごく落ち着く…
なんだろう…綱吉って凄く落ち着く匂いがする」
ツ「に、匂い?そうか…?;」
「うん」
すると、
スルッ
ツ「ッ!?し、紫苑!?」
紫苑はツナに擦り寄った。
おそらく無意識だろう。
「お日様の匂いみたいで…好き」
ツ「ッ////」
ツナは顔を赤くした。
紫苑は数秒経つと我に返ったのか顔を赤くした。
「わッ!ぼ、僕っ…何してっ…////」
ツ「あ、はは…;」
「ごめん…っ////」
ツ「いや、別にいい」
ツナもそんな紫苑に苦笑いをした。
ツ「(本当…可愛い所あるよな…
可愛い?なんだ可愛いって…)」
「つ、綱吉?」
ツ「え?あぁ、悪い」
それから2人は話していたのだ。