望む世界へ

□U章
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ある日、ヴァリアーの幹部はXANXUSに呼びだされた。

「なにがあるんだろうな」
ベ「さぁ?」

しばらく待っているとXANXUSとレヴィが入って来た。

「ボスーどうしたの?」
X「…配れ」
レ「はッ」

レヴィは持っていた箱の中身を幹部に渡していった。
それは不格好なリングだった。

マ「ボス、これは?」
X「ハーフボンゴレリングだ」
全「!!!」

ハーフボンゴレリング
ボンゴレボスとその守護者が代々受け継がれていくボンゴレの秘宝。
しかしまだ完全体ではない。

「ハーフってことはもう1つあんの?」
X「そうだ。
いまカス鮫が取りに行った。
戻ってくるまで各自待ってろ」

それだけ言うとXANXUSはその場を後にし解散となった。




――――――――――――――――――――

「ハーフボンゴレリングねぇ…」
マ「翡翠はどんなのだった?」
「なんか雪の結晶ぽい形してる」

翡翠はリングを見ると用意されたチェーンに通し首から下げた。

「なーんか面倒だな」
マ「しょうがないよ」

翡翠はため息をつくと眠りについたのだ。











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