羅刹の記憶
□第2章
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翌朝
朝日で紫苑は目を覚ました。
「ふぁ…」
まだ眠そうだが、そんな眠そうな目を擦りながら紫苑は昨日リボーンが用意してくれた並中の制服を着た。
着替え終わると紫苑はリビングに向かった。
リビングではツナの母、奈々が朝食を作っていた。
奈「あら紫苑君!おはよう♪」
「おはよう…ございます…」
奈「もう少しで出来るから待っててね〜」
と奈々はそう言うが、
「手伝い…ます」
奈「え?いいわよ別に」
紫苑は手伝おうとした。
「いえ…やらして下さい…」
とお願いをしたすえ、
奈「それじゃあ、お願いしましょうかしら」
「!はい…!」
奈々の方が折れ紫苑と2人で準備をする事に。
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ツ「おはよ…」
「あ…おはよう…」
着替え終わったツナが部屋から出てきた。
ツ「早いな」
「そうかな…?」
紫苑は首を傾げた。
奈「紫苑君ったら良い子なのよぉ♪
手伝いまでしてくれたの」
ツ「そうなのか?」
「うん…」
ツ「別に良かったのに」
ツナも席に着いた。
2「いたただきます」
2人は同時に食べ始めた。
リ「紫苑、分からない事があったらツナに聞け」
「ん…」
紫苑は頷いた。
2人は食べ終わると部屋に行き荷物を持って、
2「行ってきます」
一緒に家を出たのだ。