羅刹の記憶

□第4章
1ページ/5ページ

季節は変わり夏。
そんなある日、

「わぁ…ここが、海?」
ツ「そうだ」
「綺麗…」

紫苑とツナ、その他ご一行は海に来ていた。
遡る事数日前…


――――――――――――――――――――

ツ「海でボランティア?」
リ「そうだぞ」

それは突然のリボーンの提案で始まった。

ツ「なんだいきなり」
リ「了平の先輩のアルバイトの手伝いだ」
ツ「なんで俺が?」
リ「お前だけじゃねぇぞ。
獄寺と山本、それに紫苑もだ」

と話していると、

「僕がどうしたの?」
ツ「うわッ!?し、紫苑…!
びっくりした…」

風呂上りの紫苑が部屋に入って来た。

「部屋行こうとしたら僕の名前が聞こえたから…」
ツ「そ、そうか…;」
「それで?僕がどうしたの?」

紫苑はツナの前に座った。
ツナはベットに腰かけているので紫苑は見上げる感じになっている。

リ「海でアルバイトだぞ」
「海?アルバイト?」

リボーンは紫苑にも話した。

「へぇ…
僕、海行ったことない」
ツ「無いのか?」
「うん。あんまり外に出なかったし」
ツ「そうか…」

ツナは若干心が締め付けられた。

リ「なら、紫苑の初海もかねてみんなで行くぞ」

ってことで行く事になったのでした。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ