羅刹の記憶

□第8章
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修行を始めて5日たったある日。
紫苑に変化が、

コォォォォオッ

「はぁ…はぁ…
で…でき、たぁ…!」
コ「なんて事だ…」

紫苑は5日で氷結陣を完成させたのだ。
このスピードには流石のコハクも驚いた。

コ「凄い…予想以上だ…」
「こ、こんなに凄いんだ…これ…」

紫苑はその場に座りこんだ。

コ「3日で水、氷の操作をマスターし…
5日で氷結陣を完成させるなんて…」

コハクはニッと笑った。

コ「この調子なら死ぬ気の絶対零度も期待できるな」
「もっと…凄そう…」

紫苑は息を切らしている。

コ「もう夕方か。
帰るか」
「うん」

すると、

ピロロロロッ

紫苑の携帯が鳴った。

「もしもし?」
ツ『紫苑か!?』
「綱吉?どうしたの?」

ツナからだった。

ツ『実はもうヴァリアーが来たんだ!』
「え!う、嘘…
だってまだ5日しか経ってないよ!」
ツ『あぁ。
それで今ランボが狙われてるんだ』
「ランボが!?なんで!」
ツ『ランボの奴、雷の守護者だったんだ!
それで今相手の雷の守護者より先に探してるんだ』
「雷…」

すると、

リ『聞こえるか紫苑』
「リボーン!
雷って…まさか!」
リ『あぁ。レヴィ・ア・タンだ』

紫苑は眉間にしわを寄せた。

リ『出来ればそいつよりも先に見つけたい。
修行を切り上げてくれ』
「分かった!」

紫苑は携帯を切った。

コ「ヴァリアーが来たのか?」
「うん…
とにかく、レヴィより早く見付けなきゃ!!」

紫苑は走りだした。
コハクもグロウに乗って走り出した。

2人はランボを探しだした。
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