本。

□一話
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「ひゃっほー!!!」


子供の様にはしゃいだ声は、地上より100メートル以上も離れている場所で響いていた。


この世界には様々な種族が日夜滅び、また生まれる。
それは大きく三つに分かれ「人族」「魔族」「神族」と呼ばれている。
その眷族は地に蔓延り、時には縄張り争いになる事もある。
そんな世界の中、至る所に赴き、好き勝手に生きていた一人の女が居た。
名をレグサム・リーナ・サジルズ。
冒頭ではしゃいだ声をあげていた彼女だ。


この物語は、彼女の生きた印であり私の綴った次世代である。
もし今の世がこのような世界になるのなら、それは一体いつの事やら。
我々の思う所を一つ一つ消して、新たな認識を持てたなら。
私の思うこの素晴らしくも恐ろしい世界を楽しめるはずだ。
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