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□トラブル☆バレンタイン
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2月14日は、バレンタインデーという男女共に大事なイベントがある。
それは、この人達も例外ではなかったりする。

【トラブル☆バレンタイン】

秀徳高校 体育館--
「高尾っちー!」
「わっ!…って、えっ?何で黄瀬クン居んの??」
飛びつくように抱きついてきた黄瀬に、高尾は首を傾げる。
「何でって…今日は、バレンタインっスよ?」
「うん?そうだっk「黄瀬!帰るのだよ!」
黄瀬の発言に答えようとした高尾の発言を遮るように、緑間が叫ぶ。
「嫌っスよ!緑間っち、邪魔しないで!
高尾っち、デートしてくださ「待てぇえ!!」
高尾を誘う黄瀬の発言は複数の声に遮られた。
「早かったっスね…」
ムスッとした表情で黄瀬が見つめる先には、宮地達秀徳メンバーだけでなく、キセキの世代までもが勢揃いしていた。
「抜け駆けを許すわけにはいかないからね」
赤司が微笑みを浮かべて言う。
「俺達の許可なく、勝手にお誘いしてんじゃねぇーよ、轢くぞ」
宮地が引きつった笑みを浮かべて言う。
「何で、アンタ等の許可がいんだよ!?」
青峰がそう言えば、
「俺達の後輩だからだ」
と、大坪が言い返す。
そんな調子で言い合いが始まってしまう。
「??」
高尾は、その言い合いについていけず、首を傾げる。
「あの…高尾くん」
「あ!よぉ、黒子!」
いつの間にか横に居た黒子に話しかけられ、驚く事なく返事を返す。
「もし良ければ、デートしていただけませんか?」
「え?…まぁ、いーけど?」
「「黒子ぉぉぉお!!」」
-end-
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