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□キミナシビジョン
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「…い…おい、リン!!」



エースの声に驚いて飛び起きた。

つい眠ってしまっていた。



「ごめん寝てた」


「知ってる」



エースはやれやれという顔で、
だけど笑った。




「無理に着いて来なくたってよかったのによォ…」


「エースが一番仲いいんだもん」



リンは白ひげ海賊団、2番隊に所属している。

先月から、船内で殺人を犯した重罪人
ティーチを探して船を出た。


エースは責任を感じて、一人で行ってしまおうとしていた。
そこにリンが無理矢理飛びついた。

エースと離れてしまうのが怖かった。



それでエースとリンは二人でティーチを追う旅をしていた。



「次の島、見えてきたぞ」



「うん!準備できてるよ」
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