main
□キミナシビジョン
1ページ/2ページ
「…い…おい、リン!!」
エースの声に驚いて飛び起きた。
つい眠ってしまっていた。
「ごめん寝てた」
「知ってる」
エースはやれやれという顔で、
だけど笑った。
「無理に着いて来なくたってよかったのによォ…」
「エースが一番仲いいんだもん」
リンは白ひげ海賊団、2番隊に所属している。
先月から、船内で殺人を犯した重罪人
ティーチを探して船を出た。
エースは責任を感じて、一人で行ってしまおうとしていた。
そこにリンが無理矢理飛びついた。
エースと離れてしまうのが怖かった。
それでエースとリンは二人でティーチを追う旅をしていた。
「次の島、見えてきたぞ」
「うん!準備できてるよ」