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□お友達から始めませんか?(続)
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朝の出会いからその後、他の生徒がやって来た瞬間鈴沢はダッシュで逃げ出していった
夢なんじゃないのかと錯覚してしまいそうな時間だったけど、まだ手に残る温もりが現実だと伝えていて、喜びに口元が緩むのが分かった



そう、どれ程浮かれていたかというと………


スキップしてしまいそうなのを気を付けて教室に戻り、ギリギリになってからノンビリと教室にやって来た榊に笑顔で飛び蹴りが出来る位には心弾んでいた……


「いや待った!心弾んで何で俺飛び蹴りされてんの!?」


「煩い黙れ俺の回想にツッコむな!お前が朝忘れてたのが悪いんだろ!イテテ…湿布取って」


「それは悪かったって!!でも俺が居なかったお陰で例の不良君とお近づきになれたんだろ?結果良かったじゃん…あったホイ湿布」


「まぁそれは確かに助かったよイダッ!もっと優しくしてくれ」


「優しさ100%だよ自業自得だ我慢しろ」


今俺達は出来る事ならなるべくお世話になりたくない保健室に居る
消毒液の匂いが鼻に痛い……

何故教室で機嫌良く居た俺が榊なんかと保健室にいるのかというと、あの時榊に飛び蹴りをしようとしたのだが、簡単にかわされてしまいカッコ悪くも着地に失敗した俺は腰を打ち榊によって保健室迄運ばれ今に至る

保険医さえ居ればこんな屈辱…


「いや榊が避けさえしなければこんな事には!!」


「何言ってんだ?出来たぞ」


「悪いn[ガンッ!!]…えっ!?」


湿布を貼り終え一息ついた瞬間言葉と被さり保健室の扉が壊れるんじゃないかと思う勢いで開く。そこには顔を青くさせ軽く息を切らせた鈴沢が立っていた


正直本気で怖い


突然の事に二人固まったままでいると、顔を上げた鈴沢と目があっ……て即反らされた


「健人泣いてね?」


「泣いてねぇよ…」


…………泣いてなんか無いからな


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