φ(..)

□初めましてはトラウマです
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「健人に探偵役は似合わないだろ、ホラ手紙」


「おぉ。サンキュー」


鈴沢からの手紙じゃ無かった事にはショックを受けたが目の前の手紙の中身も気になる為、丸文字で書かれた可愛い文字を読み始める
一時間目開始のチャイム鳴ったけどサボり決定だな




[噂の平凡君へ

ハローハロー初めまして♪
妖精さんからのお手紙だよ〜
今日はぁ君にとぉっても大切なお話があって手紙を書いたんだ
一時間目が始まる前に屋上まで来てね
待ってるよぉ

(注意)来なかったらユルサナイゾ

妖精さんより]




「……やべぇ榊妖精さんからのラブレターだよ!?行った方が良いのか?」


「落ち着け。屋上までって完全に呼び出しじゃねぇか無視っとけ」


時間遅れてるし妖精さんに指定された場所に速く行かねぇと怒られるんじゃと思い立ち上がると榊に首根っこ捕まれ強制的に座らされる

打ち付けた尻が痛いけど確かに榊の言う通り屋上は危険だ………一応感謝しとこう


「ラブレターと思い行った所をフルボッコ…恐ろしい奴等だ」


「俺としては全然ラブレターに見えないけどな。つかお前鈴沢居んのにアッサリ浮気かよ」


「そんな訳無いだろ!俺は常に鈴沢の事を想ってる!だが俺に好意抱いてくれてる妖精さんを邪険にも出来ないから行って丁重にお断りしてくるつもりだったんだよ」


俺浮気は絶対しないし!と胸を張って言いきった後手紙を封筒に仕舞い鞄の中に突っ込む
これで手紙の話は終わりだな


「ま、いざとなれば鈴沢に相談すれば良いだろ」


「鈴沢に格好悪いところを見せるのもな…」


「一人だとフルボッコだぞ?」


「昼休み鈴沢に相談する」


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