φ(..)

□未定
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柳瀬要








カチャリと鍵の閉まる音が聞こえ意識が浮上する

反射的に音がした方に視線だけを向けると不安な 表情で立つ平凡君もとい健人君の横顔が見えた


「鍵閉めて何するのぉ?俺恥ずかしいぃ」


「ひっ!……え?」


思わずからかいたくなって声を掛ければ小さな悲 鳴をあげ跳ねあがる肩

小動物みたいで可愛いなぁ

彼は零が可愛いって言ってたけど一度ビデオで自分の反応見た方が良いねウンウン
駆け足で榊君の後ろに走っていく姿を見ながら起き上がる


「驚いた?ごめんねぇ」


反省は全然してないけど一応謝っとく
俺イイコだし後で零に怒られるのヤだからね


「いえ大丈夫…です」


「俺敬語嫌い。タメでどうぞぉ」


「はっはい!」


「肩の力抜け。疲れんぞ」


「わわわわかってる」


折角なら邪魔が入らない内に色々お話がしたいなぁと思ったのに当の健人君は榊君にピッタリとくっついて目も合わせてもらえない


予想以上にツマンナイなぁ…


やっぱり零趣味変わったなぁ。そもそも零が誰かを好きになれるって事態驚いた
まさか平凡な顔とは逆に夜ではテクニシャン!



有り得ないか


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