オリジナル
□Trick or Treat
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:午後1時:
今は昼休み。俺は、ギルとジレとで屋上でいた。
ジレ「次の授業、何?」
ギル「古典。そっちは?」
ジレ「化学。数式いっぱいで、嫌になるよ〜。」
ライ「お前は、頭いいから別にいいじゃん。またどうせ、サボるんだろ?」
ジレ「あ、バレた。」
ライ「って言っても、俺もサボりたいんだけどなあー。」
基本的、勉強は嫌い。
体を動かすほうが、俺は好きなんだけどなぁ…。
ジレや、他の頭脳派のやつらとか、授業にでなくても、テストで高得点とかだすんだよなぁ…。
その賢さ、分けてくれよ。
ライ「あー、暇だなぁ。」
ギル「あのなぁ、お前、忘れてない?もうすぐ、あるんだぞ。」
ライ「何が?」
ジレ「文化祭。」
ライ「前回徹底する。やっぱ暇じゃない。」
すっかり忘れてた…。もうすぐ、文化祭じゃねぇか。
ギル「まぁ、俺らは当日の見回りとか、日程や予算くんだりとか、するぐらいだからな。」
ライ「それが、面倒なんだよ…。」
そのかわり、クラスの出し物とかには、出なくてもいいようになっている。
生徒会とか、忙しいなぁ…。
ジレ「って言っても、リクやツキちゃんとかが、ほとんど、やってくれるんでしょ?」
ライ「そうだよ…。」
ギル「で、身体派は見回りだろ?去年と同じじゃんか。」
リク、ツキ、カイの3人が、いつもこういうのは、やってくれる。
それで、俺らは当日の見回り。
リラとジレは、学園のセキュリティーの監視。
まぁ、こんな感じだ。
ジレ「まぁ、ここのセキュリティーは、ほとんどカイとツキちゃんが、考えたもんね。」
ギル「それって、ある意味怖えよな。」
ライ「毎回思うけど、流石だな。」
そういうことだから、この学園は、生徒会である俺たちが、しきっているようなもんだ。
このことは、一部の人間しか知らない。
そうしてある間に、チャイムがなった。
ジレ「じゃあ、放課後に。」
ギル「おう。後でな。」
あー、授業とか面倒。
ギル「寝るなよ?」
ライ「分かってる。」
早く、放課後になってくれー。